オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: 日記

実用・東洋医学:二日酔い1

二日酔いの症状として、頭痛、吐き気、食欲不振、のどの渇き、動悸など。アルコールは体内に入ると胃や腸から吸収され肝臓に運ばれます。分解酵素によってアセトアルデヒドに分解され、その後水と酢酸となり尿として排泄されます。肝臓の分解能力には限度がありアルコールを大量に飲むと分解されたアセトアルデヒドが水や酢酸に分解出来ず血中に残り二日酔いの症状の原因となるわけです。

足の少陰腎経:腹通谷 はらつうこく

上腹部、おヘソの上方5指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:腹痛、腹脹、嘔吐、心痛、咳嗽、顔面神経麻痺。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ9

「食養」もともと胃腸が弱い場合、ダイコンやニンジンが適で、消化不良を改善して胃腸を丈夫にします。温かい料理で摂りましょうね。他、キャベツやジャガイモは、胃酸の分泌を抑え胃粘膜の代謝を活発にするビタミンUを豊富に含み胃・十二指腸潰瘍にも効果があります。運動不足や胃腸虚弱な場合、繊維質やヨーグルト、牛乳を摂りすぎると、ガス腹や下痢になりやすいので、注意しましょう。

足の少陰腎経:陰都 いんと

上腹部、おヘソの上方4指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:腹痛、嘔吐、下痢、しゃっくり。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ8

「ツボ」胃腸障害=足三里あしさんり(膝下のスネ部)です。このスネ部〜外くるぶしまでをマッサージしてみてください。胃もたれには、膝外側下の大きな骨下にある陽陵泉ようりょうせんを指圧してみてください。効果が実感出来ます。

足の少陰腎経:石関 せきかん

上腹部、おヘソの上方3指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:腹痛、嘔吐、便秘、不妊、産後の腹痛、しゃっくり。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ7

「漢方薬」もともと胃腸弱い場合、消化を促し胃腸を丈夫にする六君子湯りっくんしとう(消化不良や下痢に効果)や補中益気湯ほちゅうえっきとう(疲労感が抜けず食欲不振に効果)が適。冷えが原因の場合、胃腸を温め消化機能を高める、人参湯にんじんとうや真武湯しんぶとうが適。冷たいものの摂りすぎや冷房で胃腸が冷えた場合、附子人参湯ぶしにんじんとうが適。暴飲暴食やヨーグルトの摂りすぎで、腹が張りガスの溜まりやすい場合、平胃散へいいさんが適。ストレスが原因でイライラ、緊張による下痢の場合、甘草瀉心湯かんぞうしゃしんとうが適。胸やけや胃酸過多、胃痛の場合、安中散あんちゅうさんが適です。

足の少陰腎経:商曲 しょうきょく

上腹部、おヘソの上方2指で、前正中線の外方0.5指に取ります。主治:腹痛、便の異常、食欲不振、おヘソ周囲の痛み。

実用・東洋医学:胃痛・胃もたれ6

「胃を温める」ダイコンと鶏肉の煮物。材料:ダイコン5cm、鶏肉100g、ショウガ1かけ、しょうゆ、みりん、塩各少量。作り方①ダイコンは皮をむき、八つ切りにする。②鶏肉は1口大に切る。③ショウガは薄切りにする。④鍋にダイコン、鶏肉を入れひたひた位に水を加え、ショウガやしょうゆ、みりん、塩各少量加え、ダイコンが軟らかくなるまで煮込む。温かいうちに食べましょう。ぜひお試しくださいね。

足の少陰腎経:肓兪 こうゆ

上腹部、おヘソの外方0.5指に取ります。主治:腹痛、便の異常、月経不調、腹脹、鼠径部痛。