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実用・東洋医学:膝の痛み1

膝関節の骨表面は、クッションとなる軟骨でおおわれています。この軟骨も関節包という袋状の膜に包まれ、関節包の中には、関節の潤滑油の役割を果たす関節液で満たされています。膝の酷使や老化などで、軟骨の弾力性がなくなったり、関節包の組織が弱ったりすると、痛みます。膝の痛み部位は5つに分けられます。膝皿の両側のくぼみ、皿の上、膝の裏側、膝外側(小指側)、膝内側(親指側)です。この中でももっとも治し辛いのが、膝内側(親指側)です。膝の痛みは、肥満などによる場合、水分代謝が悪い場合、冷えによる場合の3つに分けて考えます。