オフィシャルブログ

実用・東洋医学:糖尿病5

「漢方薬」のどが渇く程度の上消時期には、水分代謝を改善させる五苓散ごれいさんや柴苓湯さいれいとうが適。いくら水を飲んでものどが渇く中消時期には、炎症に伴うのどの渇きを治す白虎加人参湯びゃっこかにんじんとうが適。次第に痩せ始め、疲れやすく、顔色が黒くなるといった症状にもよい処方です。痩せて手足が冷え顔色黒く、口やのどが乾燥して、頻尿、特に夜間トイレの回数が多い下消時期には、腎機能を高める八味丸はちみがんが適。この時期には、疲労感強く、白内障や皮膚のかゆみなどがみられます。同様の症状で手足にほてりを感じる場合は、腎機能も高める六味丸ろくみがんが適。